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本部
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「企業診断トピックス No.056」
内容:
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 「企業診断トピックス No.056」 2009.10.09 / (社)中小企業診断協会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 新井会長が、次のメッセージを発表しました。 各種委員会の検討課題として、会長見解によるメッセージ を発しています。 ただしこれは、広く会員の意見を聴取した結果の反映とい う意味で行うものであり、実施に当たっては、協会の機関決 定を得るとともに、主務官庁である中小企業庁の承認を得て 行うことになります。 (1)10月5日開催の新分野開発委員会へのメッセージ 新分野開発委員会には、会員の皆さまに「魅力とメリット のある協会」と認められるために、何をなすべきかを、検討 いただく場として、期待しております。 たたき台として、次のような課題を提示しますので、新分 野開発委員会としてのフリートーキングを通じ、具体策を 検討され、答申されるよう期待します。 なお、課題には他の委員会と合同で解決すべきものがある ことをご理解下さい。 1)会員の職域拡充に関する基本発想の確立 すでにプロとインナーの互恵(レシプロシティ)による専 門研究部会の組成に関する検討を調査研修委員会に要請して いる。 その成果を活かすために、会員の大多数を占めるインナー (企業内)会員と経営診断事業を営むプロコンサルタント会 員との間に、職域拡充の合意をいかにして確立するかに関し て検討する。 2)協会内組織のあり方 開発担当組織、事務局組織、要員確保、運営予算の負担度 等に関して検討する。 3)開発対象経営体の特定 中小企業経営体(産業団体、他省庁傘下団体等)を経営診 断ニーズの緊急度と協会受託可能能力との二面より検討し、 開発対象経営体を特定する。 さらに年次別に対象経営体の開発をスケジュール化し、円 滑な開発を推進するよう検討する。 4)開発用ツールの作成 経営診断・支援受注先開発のために、多数のメディア媒体 を活用するツールの開発を検討する。 たとえば、協会HPへ講演・執筆・診断事例等を公開し、 対象経営体がニーズにマッチする検索を容易にするような PR体制を広報委員会と連携して検討する。 また、これらの多数メディア媒体の継続的維持メンテナン スについても検討する。 5)開発条件の策定 新分野開発による受託契約書フォームの作成、先行運転資 金の調達確保、瑕疵に基づく弁償責任の負担度、実績のフォ ローによる成果品質保証等に関して、客観的基準を検討する。 6)公平性維持のための担当会員指名条件のルール作り 開発案件の実施担当会員を指名する場合の、公平性維持ル ールの検討を行う。 たとえば「登録者認定基準(業種・業態別専門度、経験 年数、希望報酬等)」「受託業務遂行者選定委員会(受注先 条件合致度、診断実績、瑕疵責任等)等。 7)受託案件の報酬配分基準の策定 中小企業診断士ファームの組成と、維持継続の最大のネッ クとなっている報酬配分の基本原則の確立に関して検討する。 具体的には、開発担当者、診断・支援業務担当者、管理部 門担当者に対して、診断・支援収入から経費および報酬を分 配するための条件に関して検討する。 8)小企業診断士制度の海外普及 中小企業診断士制度を海外に普及し、国際診断事業を開発 することに関する検討を行う。 (2)10月6日開催の登録機関委員会へのメッセージ 登録機関委員会には、会員の皆さまに「魅力とメリットの ある協会」と認められるために、何をなすべきかを、検討い ただく場として、期待しております。 たたき台として、次のような課題を提示しますので、登録 機関委員会としてのフリートーキングを通じ、具体策を検討 され、答申されるよう期待します。 なお、課題には他の委員会と合同で解決すべきものがある ことをご理解下さい。 1)対象業務別実施マニュアル、報告マニュアルの作成 対象業務別に基本事項定義、実施事項、報告事項等を集約 し、体系化して、現行マニュアル及び新たに作成する必要の あるマニュアルの整合性、削除・追加事項の必要性を検討す る。 a.対象業務区分体系:第一次試験、第二次試験、実務補習、 理論政策更新研修、論文審査、実務従事 b.継続的補遺:主務官庁の指示および実施環境変革に対す るマニュアルの継続的補遺 2)マニュアルに基づく学習 対象業務を円滑に遂行するため、定期的に担当役員および 担当会員に対して事前学習を義務化し、業務の円滑なる実施 および責任体制の確立を図るよう検討する。 3)業務別実施スケジュール 対象業務に関して、毎年一定時期に翌年度の実施スケジュ ールを次の諸点から総合的に判断し、公表することのルール 化を検討する。 a.担当会員および対外協力者(試験委員、口述試験委員等) の協力時間を確保するため b.対象業務実施場(試験場、実務補習事業所、実務従事 事業所等)の円滑な確保のため 4)担当会員に関する年齢制限 対象業務への協力会員(実務補習指導員、実務従事指導員) に関して、年齢制約条項が付されているが、資質の高い指導 員についての例外取扱をする事に関して検討する。 5)事務局組織 受験者の増減に対応するため、事務局組織のあり方をどう すべきかについて検討する。 具体的には事務局組織規定、分掌業務別定員制、実施要員 募集(会員およびアルバイト等の外部協力者)、業務別予算、 業務別会計処理、業務別実績報告、監査等のあり方に関して 検討する。 6)業務実施場の適格性 業務実施の場に関して、交通の便、業務遂行の場としての 環境(広さ、照明、マイク、通気騒音等)等より適格な場で あるかを規定する条件について検討する。 7)緊急事態対応 交通機関混乱、地震、風水害等の他、急病者発生への対応 について検討する。 8)制度改正の必要性提言 制度改正のタイミングにあわせ、協会として実務補習、 理論政策更新研修、実務従事、休止制度等のあり方に関する 提言を行うことに関し検討する。 (3)新井信裕会長の活動報告について(平成21年9月) 上段:日付/行動、下段:面談先・訪問先/課題・指示等 ○21.9.4~9.5/日本経営診断学会関東部会 諏訪理科大学/年次大会検討、中小企業診断士セション 検討、産学連携の検討 ○21.9.8/中小企業庁との連絡会 中小企業庁、当協会関係担当職員/定例打合会 ○21.9.8/職員打合会 協会会議室/9月の協会活動計画、課題検討 ○21.9.9/創立55周年記念大会用特集挨拶文起草 -/誇り、自己実現、互恵、経営革新、政策提言 ○21.9.10/大阪支部シンポジウム 大阪商工会館大会議室/会員代表の質問に対する回答 ○21.9.11/関西有志懇談会(大阪、京都、奈良、滋賀各 県有志) 難波会議室/協会現状および公益法人制度に関する質疑 応答 ○21.9.14/常任理事会、シンポジウム・創立55周年記念 大会委員会総務委員会合同会議 協会会議室/各委員会分掌事業、シンポジウム・記念大 会進行次第確認 ○21.9.15/九州地区中小企業診断士知名度向上企画(読 売新聞掲載) 福岡商工会議所:福岡商工会議所会頭、九州産業経済 局長との中小企業の経営に関する対談/中小企業の 業績状況分析、施策の展開状況、政権交代の影響、 うたれるべき中小企業対策 ○21.9.24/大田区中小企業問題懇談 大田区役所:区長、副区長、産業経済部局幹部/今後の 方向に関する検討 ○21.9.25/日本経営診断学会 大阪商業大学:理事会/会務報告、予算決算、論集編集 方法改正、診断協会との連携に関する件 ○21.9.26/日本経営診断学会 大阪商業大学:統一論題発表/進化型ネットワーク診断 のあり方 ○21.9.27/日本経営診断学会 大阪商業大学:診断事例研究/審査・表彰 ○21.9.29/中部ブロック事務連絡会議 岐阜キャッスルインホテル/公益法人制度改革に対応 する定款、支部設置規定(案)の検討 ○21.9.30/第2回公益法人改革対応特別委員会 協会会議室/公益法人改革、政権交代に対する対応 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (4)情報セキュリティ対策中小企業向け指導者育成 セミナー開催のお知らせについて ~NPO日本ネットワークセキュリティ協会より~ 経済産業省とNPO日本ネットワークセキュリティ協会で は、中小企業診断士、中小企業団体中央会職員・指導者の 方々、商工会議所・商工会職員、ITコーディネータなどの 中小企業支援を業務等で行っている方々を対象として、標記 のセミナーを全国20か所(予定)で開催致します(参加費: 無料(事前登録制))。 中小企業の経営者等に対して、情報セキュリティ対策の必 要性について「気づき」をもたらすことができるよう、情報 セキュリティの知識習得と中小企業向け指導法習得を目的と した内容となっています。 ぜひこの機会にご参加賜りますよう、ご案内申し上げます。 本件の詳細につきましては、次のアドレスにアクセスして ご確認ください。 http://www.jnsa.org/ikusei/seminar.html (5)平成21年度「中小企業経営診断シンポジウム」 ならびに当協会創立55周年記念大会開催の お知らせについて 当協会では、11月5日(木)・6日(金)の両日、ホテル グランドパレス(東京都千代田区)において、平成21年度 「中小企業経営診断シンポジウム」ならびに当協会創立55 周年記念大会を開催することとなりました。 11月5日(木)に開催する平成21年度「中小企業経営診 断シンポジウム」の第1部の基調講演では、(株)星野リ ゾート代表取締役社長の星野佳路氏に「日本製リゾートへの 挑戦」と題した講演を行っていただくほか、午後の第2部で は「会員診断士による経営革新支援事例に関する論文発表」 「診断協会各支部による研究会成果発表」「経営者・金融機 関・診断士の連携成功事例トークセッション」などを通じて、 今後の中小企業における経営革新のあるべき姿を考えていき ます。 翌6日(金)には、当協会創立55周年記念大会において、 会員への表彰などを行う記念式典に続いて、記念講演として (株)ちばぎん総合研究所取締役社長の額賀 信氏に、 「大不況を乗り越える経営改革と中小企業診断士の役割」 と題した講演を行っていただくほか、記念パーティー(参 加費:無料)を開催することとしています。 11月5日(木)・6日(金)の両日とも、参加費は無料 となっておりますので、ぜひともご参加くださいますよう お願い申し上げます。 なお、平成21年度「中小企業経営診断シンポジウム」 ならびに当協会創立55周年記念大会の参加のご案内パンフ レットにつきましては、会報「企業診断ニュース」10月号 の送付時にあわせてお送りさせていただく予定です。 また、シンポジウムおよび55周年記念大会への参加申し 込みにつきましては、ホームページ(http://www.j-smeca.jp/) からのお申し込みのほか、上記パンフレットをご活用いただ いてのお申し込みも可能です。 (6)地域食品ブランド維持・管理セミナーを岩手で開催! ~食品産業センターより~ 平成18年4月、地域ブランドを適切に保護することによ り、事業者の信用を維持し、地域経済の発展を支援すること を目的として商標法が改正され、「地域団体商標制度」がス タートしました。 一方で、地域食品においては付加価値の高い食品が多く見 られるにもかかわらず、そのブランドをどのように確立し販 売すればよいかということや、商標登録する意義、必要性、 登録後のブランディングなどについて、あまり理解されてい ないのが現状です。 そこで、(財)食品産業センターは、地域食品ブランドの 確立、保護の必要性及びメリット等についての理解を深め、 実践するスキルを身につけることを目的としたセミナーを下 記のとおり実施することといたしました。 地域食品ブランドづくりに関心のある皆様のご参加をお待 ち申し上げます。 記 日 時:平成21年10月21日(水) 10:00~16:30(9:30受付開始) 会 場:水沢公民館 第1会議室 奥州市水沢区字聖天85-2 電話:0197-23-3165 定 員:40名(申込先着順) 参加費:無料 本件に関する詳細の確認、および参加お申し込みにつき ましては、次のアドレスにアクセスしてください。 http://www.shokusan.or.jp/index.php?mo=topics&ac=TopicsDetail&topics_id=488 (7)事業承継フォーラム2009参加者募集のお知らせ について~中小企業基盤整備機構より~ このたび中小企業基盤整備機構では、10月28日(水) に日経ホールにおいて、事業承継フォーラム2009を開催 いたします。 当日の催しは、基調講演「自社の事業承継と課題(仮)」 のほか、トークセッション「支援事例に学ぶ事業承継の方法」、 パネルディスカッション「企業にさらなる発展をもたらす事 業承継のあり方」などが行われます。定員は600名、入場料 は無料となっています。 本件に関する詳細の確認、および参加お申し込みにつき ましては、次のアドレスにアクセスしてください。 http://jigyoushoukei2009.smrj.go.jp/ (8)中小企業総合展2009 in Tokyo開催のご案内に ついて~中小企業基盤整備機構より~ このたび中小企業基盤整備機構では、11月4日(水)~ 6日(金)の3日間にわたり、東京ビッグサイトにおいて、 中小企業総合展2009 in Tokyoを、開催いたします。 全国から選りすぐられた500社を超える中小企業がブー ス出展をするほか、多彩な講師、経営者を招いての講演など が開催されます。 本件に関する詳細の確認につきましては、次のアドレスに アクセスしてください。 http://sougouten.smrj.go.jp ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○「中小企業診断士の広場」公開中 http://j-net21.smrj.go.jp/know/s_hiroba/index.html ○「施策活用企業事例」公開中 http://j-net21.smrj.go.jp/know/shisaku/index.html ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞