データでみる中小企業診断士2016 TOPページに戻る
← 6. 専門分野について
今後のコンサルティング需要が「伸びると思う」25.9%(前回調査19.1%)となり、「徐々に伸びると思う」36.1%(前回調査32.8%)とこれらを合わせると62.0%(前回調査51.9%)となり、前回より10%以上の者が今後のコンサルティング需要の増加を見込んでいる。このように、6割を超える中小企業診断士は、今後ともコンサルティング市場の整備、拡大が進むとみている。
コンサルティング需要が伸びる理由としては、「新分野進出、新規創業、事業再生など戦略的支援の要請が高まってくるから」が19.3%、「経営環境の厳しさから、よりレベルの高い経営力が必要となってくるから」が18.5%と、それぞれ高い回答を得ている。
コンサルティング需要が減少する理由としては、「中小企業・小規模企業数の減少」23.6%、「景気悪化で企業に余裕がなくなる」20.0%、「公的診断・支援などが減少するから」15.5%が高い回答となっている。また、「その他」では他士業との競合激化や診断士自身のレベルの問題を挙げている回答も見られた。