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本部
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「企業診断トピックス No.051」
内容:
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 「企業診断トピックス No.051」 2009.08.13 / (社)中小企業診断協会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ (1)新井信裕会長の活動報告について(平成21年7月) 診断協会に設置された各委員会の検討課題に関して、会長 としての構想を開示することとし、このたび8月18日(火) に開催される企画・戦略委員会に対して、次のメッセージを 送りました。また、7月度の活動報告につきましては、以下 のとおりです。 <企画・戦略委員会への期待と要請> わが協会は創立以来、国の定める中小企業政策を啓蒙・普 及する事業活動を展開し、わが国のインフラを形成する中小 企業を診断・助言してまいりました。 しかしながら、経営環境の変革を受け、国の中小企業政策 は24スキームに及ぶ「診断例規集」を最後に、「構造調整等対 応診断」へと軸足を移しました。 あわせて国による画一的な政策展開から、地方分権を前提 とする「地域の中小企業政策」へと新たな転換を遂げました。 また、平成12年の「中小企業支援法」の施行を受け、中小 企業診断士は「民間の者」としてわが国中小企業の振興に資 する国家資格と位置付けられました。 さらには平成18年に、公益法人に関する新たな「法人法 ・認定法・整備法」の3法が公布され、民法34条に基づく 公益法人は廃止され、平成25年11月30日までに新法人に 移行しない場合は、解散とみなされ、その時点で資産を国ま たは同様の事業を行う公益的団体に贈与することが義務付け られました。 このため、当協会は「公益法人制度改革対応検討委員会」 を設けて、鋭意検討を続け、最適の方向を選択すべく精力的 に活動しております。 これらの政策的課題に加え、当協会の将来像をどのように 明るいものとし、会員のニーズに応えていくかにつきまして、 創立55年を機に見直す必要があります。 しかし我々は、中小企業に「経営理念」「経営ビジョン」 「長期計画」を提言しながら、自らは「紺屋の白袴」ではない かとの批判も少なくありません。 このような事態を打破するため、広く会員の総意を反映し た協会とするために、本委員会を組成したところであります。 他の委員会と合同で解決すべき課題もありますが、次のよ うな課題について企画・戦略委員会としてのフリートーキン グを通じ、ミッションを絞り込まれるよう期待します。 1.特例民法法人から一般社団法人へと移行した場合の長期 計画策定期間、策定機関、組み込むべき事業内容等) 2.会員資格の複数化、新資格付与等(年次別、資格別会員 数、組織率等) 3.年次別研究開発テーマ 4.前記2.の新制度における協会ガバナンス(内部統制) 5.支部の傘下にある支会及び既存の地方社団・NPO等の あり方 6.協会組織が行う診断・支援事業の契約行為 7.支部等の事業実施に伴う運転資金の確保 8.協会による民間企業診断開発への取組み姿勢(先行投資) 新井信裕会長の活動報告について(平成21年7月) 上段:日付/行動、下段:面談先・訪問先/課題・指示等 ○21.7.1/日本弁理士会「弁理士制度110周年記念式典」 参列/筒井会長ほか ○21.7.3/大日本水産会漁政部企画課訪問打合せ 全国漁業就業者確保育成センター担当:武下/日本漁業 応援認定ビジネスプラン策定の検討 ○21.7.5/ミャンマー商工会議所副会頭歓迎会出席 ザウ・ミン・ウイン氏/同国の診断士制度創設への助言 ○21.7.6/太平洋まき網(協)総会出席 川本会長、高橋専務ほか ○21.7.7/公益法人制度改革対応特別委員会 -/新定款案、支部のあり方 ○21.7.8/関東甲信越税理士会表敬 清水会長ほか/税理士会との連携可能性検討 ○21.7.10/国際部活動の聴取 遠藤、関本両会員/協会国際部の再編成 ○21.7.13/中小企業庁診断士に関する意見交換会 安井支援部長、岸本課長ほか/診断士制度に関する 意見交換 ○21.7.14/常任理事会 -/委員会検討課題割り当て ○21.7.18/日本経営診断学会挨拶 岡田会長ほか/年次大会における診断士表彰制度に関す る協力 ○21.7.21/会員メール、意見文書等に対する回答 ○21.7.23/日本税理士会総会出席 ○21.7.24/千葉副会長褒章授賞祝賀会出席 -/北海道支部会員との意見交換会 ○21.7.27/東京都商連西部役員会表敬、挨拶 -/商店街活性化モデルの組成 ○21.7.30/(株)同友館山田会長打合せ -/診断ニュース編集方針等 ○21.7.31/千葉副会長 -/支部会計に関する支援のあり方 (2)食農連携コーディネーターの募集について ~食品需給研究センターホームページ~ 我が国の食品産業は、食品の原料価格・燃料価格の高騰、 米国の金融危機を発端とした世界的な経済不況など、我が国 の食を取巻く環境は大きく変動しています。このような事象 を原因とし国内(特に地方)の経済、産業は、極めて厳しい 状況が続いています。 このような状況の中、食農連携、食料産業クラスター、農 商工連携など地域活性化を目的とした各種の施策が展開され ています。現在、このような取組の推進に対し、現地におけ る課題解決を目的に、さまざまな分野において高度な知識を 持った人材の重要性が高まっています。 そこで今回、これまで地域の活性化や地域の観光戦略の構 築に取組まれた方、また、商品開発、マーケティング、ブラ ンド化等の様々な専門分野の知見を有する方にご登録いただ く、『食農連携コーディネーター(FACO)バンク』を創設 し、その食農連携コーディネーターの募集を開始しましたの で、お知らせします。 なお、食農連携コーディネーターの募集に関する詳細につ きましては、次のアドレスにアクセスしてください。 http://www.fmric.or.jp/facobank/kobo.html (3)平成21年度中小企業診断士第1次試験の正解と配点 の公開について 8月8日および9日に実施いたしました平成21年度中小 企業診断士第1次試験の正解と配点を当協会ホームページに おきまして公開しておりますので、お知らせいたします。 http://www.j-smeca.jp/contents/007_c_shiken/010_c_h21_shiken/H21_005_1ji_shiken_kaitou.html ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ○「中小企業診断士の広場」公開中 http://j-net21.smrj.go.jp/know/s_hiroba/index.html ○「施策活用企業事例」公開中 http://j-net21.smrj.go.jp/know/shisaku/index.html ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞